映画『沖縄久高島のイラブー』

昨夜はあいにくの雨

ハンターズムーンは観れませんでしたが

今夜は大きな十六夜が晴夜を明るくてらしてます

今夜は上映中のドキュメンタリー映画のおススメです

久高島のイラブー(エラブウミヘビ)をご存知ですか?

且つては王府への加工献上品として、

その捕獲権から燻製加工を

ノロを中心に神職者に与えられ

代々継承されてきたそうです

そんな島の信仰とくらしと強く結びついた

手仕事も、イザイホーという祭祀の休止とともに

イラブー作りもまた中断されたという

映画は今島に住む人々の手によって

再興と継承を映像で綴る物語

このドキュメンタリーが興味深いのは、

1978年に撮った記録映像に関わった

制作陣が、2023年に再び関わるという点

つまり撮影に撮る側、撮られる側の双方に

同じ人物が居るという構図になっている

45年という時を隔てた

別々のタイムラインの映像に映る

島の人々、景色を観て

時間の流れを感じるとともに

変わらないものを

ぜひ、映像の中から感じとって

みては如何でしょう

桜坂劇場 での上映も

本日最終だと駆け込んだのですが

25日まで伸びたそうです

このドキュメンタリーも

イラブー料理も

後世に伝えるものとして、

見逃す、食べ逃すなんてのは

なんかもったいない😚

私はそんなふうに思います♪